文献の紹介と考察
術後看護評価のための術前の観察
伊津 フサ子
1
,
植山 むね子
2
,
鈴木 久子
3
1日本赤十字社医療センター内科病棟
2順天堂医院消化器内科病棟
3順天堂医院小児科
pp.1193-1197
発行日 1974年12月1日
Published Date 1974/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917140
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術前患者の状態についての適切な情報は,患者の術後の看護計画に有益である.
病院が大きくなり,新しい技術が発展し,専門化された患者のユニットが増加してくると,明確なコミュニケーションを得ることが,大変困難になってくる.このような多種のユニットに勤務する看護スタッフは,外科病棟に入院が必要と思われる患者,手術室に運ばれる予定の患者,回復室に移されるかも知れない患者,あるいは外科のICUに移す必要を感じる患者などに対して,良い看護がなされるためには,お互いが効果的なコミュニケーションを持続させなければならない.
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