学生の研究
失語患者の言語訓練看護
中谷 光江
1
1京都大学医学部付属看護学校
pp.973-977
発行日 1974年9月1日
Published Date 1974/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917098
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
自分の意思を伝達するには,書く,言語,手話など様々な方法があります.ところが,様々な原因により,言葉を失い,会話の場を絶たれた者にとって‘自分で自由に早く意思を伝達する’という事が一番大きな要求になります.そのような患者にとって,言語療法は長期的ですが,目標に近づく確実な方法の1つてす.
失語症の者患を受け持ち,言語訓練を通して行った看護について述べたいと思います.
Copyright © 1974, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.