ベッドサイドの看護
母乳栄養に消極的だった褥婦への援助
出来田 満恵
1
1富山赤十字病院産科病棟
pp.73-77
発行日 1974年1月1日
Published Date 1974/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916925
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ベッドサイドで母性看護に要求される第一義的役割は,小さな生命を被護・保育することに喜びと責任とを自覚させていくことであろう.
母性意識を喚起させるための媒体は種々あるが,その基本的行為に母乳を与えることがある.母乳栄養は年々減少の傾向にあるが,これが母性意識を低下させていく一原因となっていると極言する人さえある.ここに,母乳栄養に消極的だった褥婦への援助を報告し,母乳栄養について考えてみたいと思います.
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