文献の紹介と考察・3
穴のあいた看護を補うとは?—白内障と鐙骨切除術における補足的看護の評価
木原 陽子
pp.330-333
発行日 1973年3月1日
Published Date 1973/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916595
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これは患者をめぐって,院内の看護婦が外来看護婦を通じて家庭訪問を行なう過程から(退院後の家庭訪問),通院・入院・手術・退院までの諸問題について,また院内のあらゆる職種を通じての看護の活動を実際のケース・スタディーとして,その効果を提出したものである.
ここに‘看護の専門性は,その活動をうちたてる,本質的に科学的わく組みを広げる試みだけでなく,持続的に患者のあらゆる側面を補える方向に,その欠除の部分を新しく発見する看護研究のアプローチが必要である,と述べている.
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