ベッドサイドの看護
内科病棟における食事管理
竹内 敏子
1
1聖路加国際病院内科病棟
pp.994-998
発行日 1972年8月1日
Published Date 1972/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916400
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内科的な疾患で入院する患者は,食事制限を受けている場合が多く,その種類も種々雑多である.食事の処方は医師によって指示されるが,直接患者と触れ合って,食事上の観察,判断,評価,援助をくり返し行なえるのは,看護婦であり,その役割は非常に重要である.
健康人でも好き嫌いによる偏食,アレルギーなどがあるが,特別食の患者にとって看護婦は,どのように配慮したらよいであろうか.また,延命に伴って老人患者が多く,体液,電解質のバランスがとれなかったり,精神的な面で食事の摂取量に及ぼす影響があったり,非常に多くの問題をもっている.
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