臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
VII.代謝・栄養障害
4.高脂血症の治療
食事による管理
中村
1,2
1熊本大体質研
2熊本大成人体質学
pp.2066-2067
発行日 1978年12月5日
Published Date 1978/12/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402208255
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はじめに
高脂血症は,その成因から外因性と内因性に大別でき,外因性の場合は環境因子,主として食事療法が治療の基本となる.内因性の場合は原疾患に続発する二次性の高脂血症や,遺伝性の家族性高脂血症があり,これらの症例でも摂取エネルギー,栄養素の配分,質の変化によって,血中脂質レベルが変動する.以下,食事療法の際のポイントについて述べることにする.
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