ベッドサイドの看護
新生児への輸液について
中越 洋子
1
1淀川キリスト教病院新生児病棟
pp.862-864
発行日 1972年7月1日
Published Date 1972/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916376
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脱水・低血糖・電解質また酸塩基の不均衡などの症状を呈している場合,新生児もその改善を輸液に頼ることが最も速効的であることは言うまでもありません.新生児看護の基本を踏まえたうえで,指示量を正確に注入するためには細心の注意が必要です.当院で日常行なっている方法を紹介します.
児が重篤で長期間の輸液を予測する場合は,看護および検査処置操作を容易にするために最初から静脈切開を施行しますが,数日間の輸液では次のように行ないます.
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