Nursing Study
産科における患者中心の看護—産科用カーデックスを試用して/講評 構成のしかた,きめ細かな考察にもう少し工夫がほしい
馬場 とよみ
1
1虎の門病院
pp.82-85
発行日 1971年11月1日
Published Date 1971/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916182
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はじめに
妊娠,分娩,産褥が生理的現象であるということが,看護の働きかけを限定していないだろうか?一連の画一的経過をたどることが多いため看護も画一化され“患者中心の看護”という考え方と看護の姿勢が軽視されていないだろうか?画一的にみえる妊産婦であるが各々違った社会的背景を有し,違った問題をかかえている。私たちは産科において,患者中心の看護をすすめていくために,産科用カーデックスを試作しました。約100例に使用して良い結果を得たので報告します。
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