特別掲載 病院と看護
活かされた“看護”
前田 マスヨ
1
1社会保険小倉記念病院
pp.28-34
発行日 1971年6月1日
Published Date 1971/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661916051
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はじめに
土地面積16,500平方メートル,地下1階,地上9階約12億の工費をかけ,本院は未熟児やI.C.U.,C.C.U,および充実した放射線部など,コミュニティ・メディカルセンターとしての機能を生かした建築として計画された。看護管理上,日頃感じていることに,病院建築の中に家政面が工夫されてないことがある。看護の大切な役割には病人の生活面の援助ということがあげられているが健康時の生活水準が向上している現在,矛盾が数々あるにしてもできるだけ水準をたもちたいと思う。社会保険病院という枠の中で考えたいくつかを紹介する。
下記の5項目にポイントをおいてみた。
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