特別レポート
慢性女子病棟の実態と看護者の役割—面会調査を中心として
古宮 武子
1
,
桑木 百合子
1
,
佐々木 キミ子
1
1桜ヶ丘保養院
pp.52-55
発行日 1971年3月1日
Published Date 1971/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661915958
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以上のような調査を終え私たちが感ずることは,長期療養の人たちには,外からの呼びかけが必要であり,患者さんも家族との接触を一番望んでいるということです。なぜなら患者さんが生き生きとしてくるからです。家族のある者には,今まで述べたような方法で極力面会を促進し,それが不可能な者には,私たちがその代りをするようつとめ,ある程度の効果は得ております。今後さらにこの問題については,検討を加えていきたいと思います。
最後にこの研究に対し,ご指導・ご協力くださいました皆様に感謝いたします。
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