ルポルタージュ・健康探検
医者がにくい!叩きなおしてやる!—北九州医療に発言する市民会議の行動記録
平沢 正夫
pp.39-43
発行日 1971年3月1日
Published Date 1971/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661915955
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怨念につきうごかされて
「原爆でも,水爆でも,もいっぺん落ちてしまえばいい。この世のなかに,人間はいないんだから……」
いきなり頭ごなしに言葉を浴びせられて,松本憲一さんたちは,ハッと息をのんだ。肺切除手術のミスで夫を廃人にさせられた原口絹子さんを訪ねたときのことだった。
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