特集 白衣
看護婦のユニフオームに関する研究
看護婦の制服の変遷/アンケートによる—看護婦の制服についての考察
白崎 信
1
1群馬大学医学部付属看護学校
pp.36-43
発行日 1970年4月1日
Published Date 1970/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914836
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
■はじめに
1968年8月20日より6日間,群馬県前橋市「前三デパート」において,群馬大学医学部付属看護学校創立25年の記念事業として,看護婦の職業に対して一般社会の理解を求めることを目的とする「絵でみる看護史展」を開催した。
その折,職業として看護婦が発足して以来の,服装の変遷を調べてみた。ところが完全な資料はなかなか得られず,いろいろな本を調べたり,絵または写真になっているもの,言い伝えその他被服,髪型などの専門書などに手がかりを求めた。ふりかえってみると,職業服も「時代の風俗」と全く異なるものでなく,時代とともに変遷するものであると感じた。
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.