OPINION
宅老所・グループホームが看護に与えるインパクト―脱施設&脱制服
山崎 英樹
1
1いずみの杜診療所
pp.821-826
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901895
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はじめに
ディホームやグループホーム,宅老所,託老所などさまざまな名称の小規模ホームは,1980年代半ばにその実践がはじまり,この数年で急速に増加した.手元の資料によれば,91年に66か所だったのが,98年には660か所となっている.
98年5月には「全国痴呆性高齢者グループホーム連絡協議会」が設立された(事務局電話033-232-9272).また「全国痴呆症高齢者グループホーム研究交流フォーラム」が,98年2月に800名(松島),99年2月に1300名(仙台)の参加を得て開催され,同フォーラムの実行委員を中心として,99年1月には「宅老所・グループホーム全国ネットワーク」も結成された(事務局電話022-719-0588).ネットワークの代表世話人である「ことぶき園」の槻谷さんは,ニュースレター創刊号にグループホームをつぎのように表現している.
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