特集 見て,聞いて,触って,五感で診る新生児の異常とその対応
皮膚のあざ
玉城 善史郎
1
TAMAKI Zenshiro
1
1埼玉県立小児医療センター皮膚科
pp.1451-1454
発行日 2022年10月10日
Published Date 2022/10/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000000372
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はじめに
あざとは,皮膚の一部の色調がその周囲の皮膚の色調と異なってみられる部位のことをいい,通常は出生時か出生後まもなくみられ,長期間または生涯を通じて残存するものをいう。その色調によって,黒あざ,青あざ,茶あざ,赤あざなどとよばれる。また,母斑は皮膚の奇形や良性腫瘍を指し,厳密にはあざと異なる部分もあるが,同様に使われることが多い。
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