特集 周産期相談310 お母さんへの回答マニュアル 第3版
新生児・乳児編 腰、背、殿部 新生児期 背中に青いあざがあるのですが?
草川 功
1
1聖路加国際病院 小児科
キーワード:
背部
,
蒙古斑
Keyword:
Back
,
Mongolian Spot
pp.486-487
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00621.2020088433
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<回答のポイント>1)青いあざのある場所、濃さによって自然消退の確率の違いはあるが、その多くは成長とともに薄くなり、通常は6~7歳頃までには消失する。2)臀部、背部以外にあるものを異所性蒙古斑といい、臀部、背部にある場合より自然消退の可能性が低くなる。しかし、いずれの場合も、機能的な問題、悪性化の問題などはなく、整容的な問題であり、医学の進歩によりレーザー治療など治療は可能である。
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