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                                    女性12章—過剰
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.113-115
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1969年8月1日
                  Published Date 1969/8/1
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914585
                
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- 文献概要
 - 1ページ目
 
世に余つているものの数多し,トーキョーの人口に,お米に,機動隊,そして露出,セツクス。シースルーの,スケスケのと申して,ご婦人方のナニは今や巷間にあふれいで,それでなくてさえ,猛暑に凛として定かならぬ殿方の視線を惑わせる。いえ定かならぬは視線だけではない,心のマナコとやらがトンとたよりにならぬ。触れなばすべて落ちんが如き幻覚にふと陥ち入ったりなぞして,時に足踏みたがえることママあり。ハタと恥入って,これぞまさしく都会の蜃気楼にほかならぬ,はては,飢餓の境に右往左往の我に帰るがオチというもの。やっぱりこの世は色即是空,観念するがオノコの道としたり顔して眉根を寄せたりしてはみるものの,なんでいまさら禁欲主義とはどういうこと,いや豊富の中の貧たぁよくいった

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