Medical Topics
小児における免疫,他
T.O.
pp.108-109
発行日 1969年8月1日
Published Date 1969/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661914583
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免疫は以前より研究されていたが,この10年間の発達はめざましいものがあり,小児科のみならず他の科においても,現在もっともすみやかに発展している学問の一つである。
昔から,6か月以前の乳児は麻疹にかからないことが知られていたが,これは麻疹に対する抗体が母から子に胎盤を通って伝えられるためである.このように生体には感染に対する抵抗性が自然に備わっている.これが免疫であり,抗原抗体反応を基礎としている。
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