この人と30分
—基本的なものから討議を—日本看護協会長の重責をになう湯槇ますさん
はせがわ いずみ
pp.102-103
発行日 1965年9月1日
Published Date 1965/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913731
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ナースとして東大初の湯槇ます教授が停年退職したのは,ついこの3月であった。東大11年間の生活は,退職記念会でしみじみ述懐されたように「苦労は細胞のなかに音をたてていました」という実感がそのまま伝わってくるようなものであったろう。停年退職して,ふつうならほっとするところだが,日本の看護界は湯槇前東大教授をほっとさせて閑地におくようなわけにはゆかない。新しい職場が東京女子医大に待ちかまえており,そしてさらに日本看護協会の本年度総会において会長の重責をになうことになった。そこで新会長に,看護協会のあり方や,最近出席されたICN総会のことなどをうかがってみた。
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