グラフ
統合第一号病院の重責を担う—国立南和歌山病院
pp.861-866
発行日 1992年10月1日
Published Date 1992/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541900194
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国立病院・療養所の統合計画
昭和60年の閣議報告『国立病院・療養所の再編成・合理化の基本指針』に基づいて,国立病院・療養所の再編成計画が策定された.21世紀に向けて国立医療機関にふさわしい機能の質的強化を図るのが目的であった.国立医療機関としての役割分担を明確にするとともに,再編成によってその機能を強化しようとするものである.昭和60年8月には61年度着手分の統合計画が発表され,翌61年1月にその全体計画が公表された.
この統廃合計画の61年度着手分の第1号として,和歌山県の国立田辺病院と国立白浜温泉病院の2つの病院が統合されて,平成4年7月1日に開院したのが国立南和歌山病院である.同じく7月1日に千葉県柏市に国立がんセンター東病院も開院している.
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