Medical Topics
医療用医薬品,他
Q
pp.98-99
発行日 1967年12月1日
Published Date 1967/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913455
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薬の商品特性の一つとして,生命と直結することがあげられ,背広やネックレスとはちがった扱いをすべきであることは当然であるが,現実にはこのへんの認識が,専門家,非専門家の区別なしに,十分であったとはいえない。
いっそのこと,(悪口ついでに言わせてもらえば)効果もはっきりしないが,あぶなくもないようなものを“大衆薬”として,いわば,赤ん坊のオシャブリの扱いにし,本当の薬を“治療薬”として区別してはどうだろうかという意見もあった。せめて,“治療薬”については,薬らしく扱ってみようではないかというわけである。多少とも漫画的な誇張があるが。
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