Medieal Topics
保険の薬,他
Q
pp.98-99
発行日 1966年9月1日
Published Date 1966/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912882
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某メーカーの活性B1製剤は,生産量の2倍とか3倍の量が処方されているといわれる。つまり,作りもしないものが使われているという妙な現象が生まれている。
現行の健保制度では,病院が病院らしくやっていくには,薬を“動かす”ことが必要であるといわれ,患者の方も薬をくれない医師はケチンボだと考える。そこで,医師も,不本意ながら,知名度が高くあたりさわりない薬をもたせてやる。活性B1は手頃な品物ということになる。
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