私の印象
アメリカのナースをこの目で
角田 トメ子
1
1国立東京第一病院
pp.32
発行日 1967年10月1日
Published Date 1967/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913342
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第1回アメリカ病院看護トラベリソグセミナーに参加し,社会的地位が高いとされているアメリカ看護婦の姿を,自分の目で確かめられたことは大いに自分自身にプラスとなりました。期間が短く,忙しかったけれど楽しい日程をすごすことができたことを非常に感謝しています。第2回,第3回と続けられるというこの機会に大勢の参加をおすすめしたいと思います。
今回の研修旅行で見学した病院について特に目についたことをあげてみますと,I.C.U.では電子計算機がフルに使われておりました。電子計算機が人間の体の状態の変化をキャッチするのです。有線テレビ,点滴静注のコンピューター,1時間毎の排尿量のコンピューターもあり,体の種々の体温も計れるということです。心電図,脳波,体重,T.P.R.などはもちろんです。
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