Nursing Study
講評 調査結果を“対策”に生かして
本誌看護研究委員会
pp.112
発行日 1967年5月1日
Published Date 1967/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913157
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この研究発表を読み,研究の意図している点は,①実態の把握,②将来への指針を見出したいという2点にしぼられていると思う。今回この2点において,研究の成果が十分いいつくされているかどうかを考えてみたい。
①実態の把握 肝生検は尿,便,血液などの一般検査と異なり(この研究にも示されているように,検査をうけた後何らかの訴えをしている人が,72.5%ある),看護上種々の問題がある検査だけに,その実態の発表ということは意義深く,興味をもって読ませていただいた。
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