看護□食事療法
妊婦の食事・小児食
宮川 哲子
1
1虎の門病院栄養部
pp.76
発行日 1966年8月1日
Published Date 1966/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912842
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妊婦の食事<その2>
●妊婦の食事の実際
前号で述べたように,バランスのとれた栄養量でありそれに十分なる増加をし,ことに蛋白質においては良質のものをとるように,無機塩類,ビタミンともに十分な注意のもとに,食欲がおちないように,また消化機能が衰えているので栄養価の高い消化吸収のよい食品を選び偏食しないように注意して,月がすすむにつれて量を増し健康な赤ちゃんにするように心がけなければなりません。妊娠から授乳まで同じ心がけです。下に栄養審議会(1960)の栄養所要量から妊娠後半期の養栄量を記してみます。
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