誌上セミナー 第9回医学書院看護学セミナー収録
看護とヒューマニズム
塚本 哲
1
1東洋大
pp.38-42
発行日 1966年8月1日
Published Date 1966/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912831
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はじめに
医者と看護婦の役割は,甲乙なく,50:50(フィフティ・フィフティ)の役割だと思います。ことに病気によっては,むしろ医療的な処置よりも看護によって治療するし,またストレスの問題などに関連して人間を治してゆく領域を考えると,看護の大きな役割を痛感せざるをえません。
当然看護婦の社会的地位はまだまだ高く評価されていいはずですが,まだそれほど認められているとは断言できません。
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