臨時増刊 病院看護業務の分析—よりよい看護をするために
Ⅳ.研究結果の考察と方向づけ
4.外来看護業務の考察と方向づけ
松下 和子
,
十二 ミヨシ
,
古屋 いと
,
粒良 秀子
,
宮淵 好野
,
高瀬 富枝
,
松岡 美久里
,
植松 耐子
pp.123-130
発行日 1964年9月15日
Published Date 1964/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912392
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外来看護業務は各施設,その構造,設備,職員の構成,管理のあり方などにより,大きな開きがあるため,大へん膨大なものになったので,今回の調査項目では,どこの施設でも行なわれていると思われる業務を,各科共通のものと,各科特有の看護業務の二つに大別し,各科共通の外来業務をさらに六つの項目に分けて検討した。
このように,(1)診療時の介助および処置,(2)患者の世話,(3)環境その他の管理,(4)記録,(5)連絡,(6)教育,指導,以上6項目を追ってアンケートの数字から特に問題と思われる点について私たちのグループの考えをまとめて報告する。
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