臨時増刊 病院看護業務の分析—よりよい看護をするために
Ⅳ.研究結果の考察と方向づけ
3.手術室看護業務の考察と方向づけ
久保田 歌子
,
盛本 辰子
,
戸畑 ナツ子
,
広田 義衛
,
伊藤 道子
,
南部 享子
pp.116-122
発行日 1964年9月15日
Published Date 1964/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912391
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手術室の看護業務の内容を検討するにあたり,国立・公立・私立を問わず,手術室勤務者の合理的な業務の分担の明確化を行なう前提として,手術室そのものが一つの病院にどのような管理,経営上の,そして医療上の立場をもっているかを,まず十分に考慮する必要がある。
その正しい認識を相関的にもったうえで,いたずらに理想論に陥ることなく,また諸外国の例証のみにとらわれず,独自な考え方を保持しつつ,どうすれば最も看護部門の一分野としての手術室看護についてのあり方が妥当であろうかと考えようとしてこの検討をすすめた。
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