この人と30分
当然のコトをしただけ—人命救助で警視総監賞を受けた 東京・三宿病院の看護婦 高橋傭子さん
いぬい なりお
pp.70-71
発行日 1964年5月1日
Published Date 1964/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912246
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ジャーナリズムの創った伝説
「じつは困っているんです。とり立てていうほど,人命救助の活躍をしたわけではないのです。私のしたことは,当然のことだし,被害者の方も直接生命に別条のある状態ではなかったのです」
警視総監賞を受けたことに,とまどいと恥じらいを感じるという高橋傭子さんの感想である。
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