座談会
混合病棟における看護の問題
吉岡 征子
1
,
森 真智子
2
,
西崎 歌子
3
,
大久保 淑子
4
,
国島 やよい
5
1社会保険中央総合病院
2順天堂病院
3都立豊島病院
4虎の門病院
5国立東京第一病院
pp.38-43
発行日 1963年9月1日
Published Date 1963/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912015
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本誌 混合病棟はたいへんだ,たいへんだと聞いておりますけれども,きょうは役付きの看護婦さんもスタッフの方もいらっしゃいますのでそれぞれの立場で,現状だけじゃなくて,こう直してほしいという御希望もつけ加えてお話しいただきたいと思います。
ほんとうの看護ができない悩み
吉岡 私のところはだいたい70床です。個室は全然ありません。外科,整形,泌尿器科,眼科,耳鼻科,皮膚科,歯科,全部はいっています。だいたい外科系が多いし,半分を占めますけれども,あとは耳鼻科は夏体みとか春休みとか,それによってずいぶん違いますけれども,10名前後です。整形も10人くらいで,少ない方です。あと眼科耳鼻科はそのとぎによって違いますけれども,3名から5名くらいちよっと多いときもありますけれども,だいたいそんな割当です。
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