特集 整形外科看護の諸問題
ソ連におけるポリオ後遺症の治療
M.チマコフ
1
,
北上 幸雄
2
1ソ連邦医学アカデミー
2医事評論家
pp.32-33
発行日 1962年5月15日
Published Date 1962/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911623
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A・セービン博士の株からつくられた,生ワクチン・ビールスの経口ワクチン(キャンデー)によって,住民に集団的に免疫を与える予防活動がすすめられた結果,ソ連ではポリオの発病率が急激に低下した。
生きたポリオ・ワクチンによって全世界の全住民が免疫を獲得したら,人類がポリオから完全に救われる実際の可能性があらわれるわけで,今やそうなるという強い確信が得られるにいたった。
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