疾病別患者指導講座・2
胃潰瘍術前術後の患者指導
松浦 京
1
1国立東京第一病院
pp.60-63
発行日 1961年12月15日
Published Date 1961/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911534
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まえがき
臨床にたずさわる看護婦は毎日いろいろな患者に接しますがこの中でも入院患者が主に考えられると思います。
患者にとつて入院から退院までは短期,長期間にかかわらず種々の問題をもついてる場合が多くその為病気の経過に影響してくることもありますので,診断,検査,治療,処置等に直接あたる看護婦は医師のよき介助者であると共に,患者に対してはよき相談相手となり気持のよい状態が保てる様な指導者でなくてはならないと思います。対症看護の一部とも考えられる患者指導に就いて外科疾患の場合をとりあげてみました。枚数の関係と重復する点もありますので診断,検査,治療,処置のうちそれぞれ2〜3項目にとどめましたので御了承頂きたいと思います。
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