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WHO看護管理セミナールに期待するもの
永野 貞
1
1厚生省医務局
pp.33
発行日 1961年11月15日
Published Date 1961/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911504
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WHO西太平洋地区で看護管理セミナールが行なわれるのはこれで3度目である。しかも過去2回のセミナールには「看護教育並に管理」と題されていたのが今回は「看護管理セミナール」Nursing Administration Seminarということになつた。そして参加者としては看護教育と看護業務の両分野の管理者の中から選出することになつた。こうして「管理」と目的をしぼつたことに一つの大きな期待がもてる。何故なら看護教育においても看護業務においても管理的役割の強化確立が今日ほど求められることはないと思われるからである。
なおもし自分のことにふれることが許されるならば看護参事官として行政的立場にある私は,その途の経験がまことに不充分であり,この度の西太平洋地区12カ国から参加される看護管理者中の管理者ともいうべき方々との話し合いがどれほど私自身にとつてよい勉強になるか,否この機会に勉強しなければならないと自分自身にいいきかせているのである。
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