連載 WHO看護開発協力センターニュース・4
WHO看護開発協力センターに対する期待
矢野 正子
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1厚生省健康政策局看護課
pp.582-583
発行日 1993年7月10日
Published Date 1993/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900727
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医学のみならず看護の世界においても,現在,国際化,国際協力の課題に積極的に応えていこうとしており,さまざまな側面からの事業が進んできている。
それらの中でWHO看護開発協力センターは,その名の通りWHO加盟各国間における看護開発のための地球規模でのネットワーク拠点となっている。その活動の目的は,WHO本部,世界の6地域事務局とともに,地域事務局傘下の各国間において,1978年のアルマアタ宣言における「2000年までにすべての人々に健康を(以下,HFAと略)」を達成するために,看護職が重要な役割を果たすとして,地域的な規模で連携・協力し,プライマリーヘルスケア(以下,PHCと略)の達成のために,看護婦らのリーダーシップなどを強化することにある。
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