グラフ 続・写真解説看護技術・26
セントラル・サプライの勤務—中央滅菌材料供結室〔その1〕
今西 貴美子
1
1同愛記念病院
pp.5-12
発行日 1961年8月15日
Published Date 1961/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911441
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
中央滅菌材料供給室については,ここ十数年にわたり設備・方法など各病院において,それぞれ適合したものが研究され,設置されてまいりました。私の病院でも開院と同時にセントラル・サプライ制度を採用して,診療や看護面に多大のプラスになっております。この任務に当たる者は,消毒物品を取り扱う者としての強い責任感と,正確な技術を必要としますが,そのチーム・ワークと熟練とは,より一層の能率をあげ,よい成果をもたらすと言えましょう。しかし包帯材料の作製,器械器具の洗浄,消毒など,必ずしも看護婦でなければならないという仕事は少なく,その指導的役割が看護婦に課せられた主たる任務となっております。
従業員の数は,その機構と内容によって定められてまいりますが,私のところの人員構成は,主任看護婦1名,看護婦1名,看護助手女子4名,男子2名の計8名からなっており,任務の分担は次のとおりです。
Copyright © 1961, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.