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七彩の病室と老人クラブ—明るさのあふれる八事療養所
I
pp.52-56
発行日 1959年11月15日
Published Date 1959/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910966
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ピンク,ブルー,グリーン,クリーム,ライト・グレイ……華やかに彩られた壁と同じような天井の色。病室にはちよつと縁が遠そうだが,何でもカラーの時代にあつては病室が白一色という感覚はもう古すぎる。ピンクの壁にアズキ色の天井,藤色の濃淡にぬり分けられた部屋。そして廊下も。まさに七彩の病棟といつた所。
これが新しい試みといわれる八事(やごと)療養所(名古屋市昭和区川名山町・所長沼田博士)の色彩療法のための病棟である。
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