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アメリカ便り(1)—Cancer Instituteを訪ねて
塚本 蝶子
pp.39-43
発行日 1958年1月15日
Published Date 1958/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910516
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学校と,病院と追いまわされるので,心配ですが出来るだけ看護婦の立場で専門的に,そして,なるたけ正しいと思われる点,よいと思わう点,あるいは考えることが日本の看護婦にプラスになることなど拾つて,ボチボチ書きたいと思います。
New Yorkは6月中ひどく暑くて参りましたけれど7月に入つて,気狂いじみた暑さでもなく,夏らしい日が続いています。アスフアルトのフワフワした上を歩くと,東京も暑いことだろうと思い出します。樹木の少ない,建物で風通しの悪い町ですので,とても住みにくい夏です。学校の図書館の2階,3階が冷房ですので,学校の講義の後大急ぎでとんで来て席をとつて本をよんだりすることにしています。
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