座談会
原爆患者を看取つて10年(下)
蜂谷
1
,
藤本
2
,
垣井 キヌエ
3
,
久保 文子
3
,
花矢 康子
4
,
吉岡 秋枝
5
,
山村 キミ江
6
,
山崎 花子
1
,
河本 英三
7
1広島逓信病院
2広島赤十字病院内科
3広島赤十字病院
4県立広島病院
5国立広島病院
6広島市民病院
7編集部
pp.30-37
発行日 1955年11月15日
Published Date 1955/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909974
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世間で騒ぐのは困る
蜂谷 僕もやられておるし,私の家内もそうだし,家内には貧血がある。再生不良性貧血になりはせんかと思うのですよ。2人共そうなんですよ。しかし神経質にくよくよしていても仕方がない。今では兎に角大往生してやろうと思つている。医者としてね。
藤本 先生,矢張原爆を受けられた者は白血球が少ない人が多いのでないでしようか。
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