看護婦の社會的地位

　世は正に逆コース時代，看護婦の國家認定も，府縣の認定にきりかえようという聲もあるらしい。たとえ制度は逆コースをたどつても，今までにきずきあげた社會的地位は看護婦自身の手で守り，更に高めていかなくてはならない。看護婦の社會的地位を守ることは即ち國民の幅祉の如何を左右する，という自覺をもつて，看護婦は協力し，積極的に周圍に理解者を殖やすように努力してゆきたい。