発行日 1952年11月15日
Published Date 1952/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907165
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
肺炎は小兒,特に乳幼兒に多く,季節的には冬季は他の季節よりも多い罹患率を示しており,乳兒に於いては,我が國の乳兒の三大死亡原の一つに數えられております。近來は醫藥の進歩によりその死亡率も減少しておりますが,未だに三大死亡原の中に數えられておる状態であります。從つてその看護の影響が大である事は言うまでもありません。患者を看護する上に於いて常にその症状や経過についても細心の注意を拂い周到なる操作をもつて當る事が大切であります。今こゝに古くから行なわれ,又現在も行なわれております。肺炎の看護について述べて見ます
先ず患者の環境から申しあげますと,
Copyright © 1952, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.