発行日 1951年4月15日
Published Date 1951/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906834
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小児麻痺は申す迄もなく,肢体不自由症の最も大きな原因となる疾患であります。小兒麻痺には脊髄性小兒麻痺と腦性小兒麻痺の二種類があります。脊髄性小兒麻痺は弛緩性麻痺で手足がだらりとなつてしまうのであり之に反して腦性小兒麻痺は痙攣性で手足がつつぱるのです。たゞの小兒麻痺といつているのは脊髄性の小兒麻痺のことです。小兒麻痺に罹るのは乳兒幼兒に多い(1歳から4歳位)が然し大人でも罹る事があります。
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