看護學講座
産科學
糸井 一良
pp.55-57
発行日 1949年6月15日
Published Date 1949/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906484
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更に第1胎向でも第2胎向でも兒背が稍々前方に向ふ時は其の胎向の第1分類と稱し,兒背が稍々後方に向ふものを其の胎向の第2分類と謂ふのである。
尚一般に兒背を胎兒の大部分と稱し,四肢を小部分と謂ふ。而して産科學に於いて左右上下を現すには母體を中心として其の直立位に於ける方向を云ふのであつて決して診察者側から見た方向ではない。
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