看護學講座
解剖生理學
日野原 重明
pp.48-55
発行日 1947年2月15日
Published Date 1947/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906189
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指節骨(Phalanges or digits)
指は2個,他指は3個から成り,總計14個である。中手骨よりは短く,底,體,滑車に區別する。各指節骨は指關節(蝶番關節)で互に連絡する。母指の中手指節關節の掌側には2個の極めて小さい種子骨(之は骨との摩擦の多い腱の中に出來る小骨で,人により數を異にし,骨格を形成する骨の中には數へ上げられてゐない)があることがある(第142圖)。
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