特集 「ヒヤリ・ハット」報告を看護事故防止に役立てる—方法とその考え方
第8章「ヒヤリ・ハット」報告を卒後教育研修に役立てる—新人研修への応用
pp.1121
発行日 1999年12月1日
Published Date 1999/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905987
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「ヒヤリ・ハット」報告に経験年数を記入してもらうことによって,経験レベルで,どのようなエラーを起こしやすいかがわかります.とくに経験の浅い卒後2年以内の職員のエラーを「ヒヤリ・ハット」でいくつか拾ってみるだけでも,極めて特徴的な共通点がみられます.
それは,①時間切迫,患者の急変など,ストレス状況下の業務でのエラー,②はじめて行なう業務でのエラーなどに加えて,特に特徴的な点は,以下の③と④です.
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