グラビア このひと'99
冨田智江さん・川上智子さん—「看護史を学ぶ会」代表・看護婦—“歴史を学ぶこと”を明日への活力にする
八木 保
,
とみた ともえ
1
,
かわかみ ともこ
2
1新日本橋クリニック
2慶応義塾大学病院
pp.706
発行日 1999年8月1日
Published Date 1999/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905896
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大学病院で働く川上きん.企業内看護婦として保健指導を行なっている富田さん.お互い違う職場で働く2人が月に1度集う場所は学生時代にたった4回集中講義をしてくれた非常勤の先生の自宅,同級の10数名で看護史の勉強会を開いている.
きっかけは彼女らが2年生のころ,先生の集中講義を受講した時だった.「これまでの学校で習った歴史とは違う.歴史っておもしろいんじゃないかなと思った」と語る川上さん.講義が終わった次の月から勉強会がはじまった.「講義が終わっても話の続きをもっと聴きたい,先生の人柄にふれていたい」という富田さんの思いは勉強会に参加する全員に共通する.
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