われらカンゴ族
姉 中山智子さん,妹 幸代さん
中山 智子
1
,
中山 幸代
2
1虎の門病院
2東京共済病院
pp.385
発行日 1992年5月1日
Published Date 1992/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900623
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智子さん「看護婦になりたいとそれほど強く思っていたわけではないんです.自立できる職業,生き甲斐の感じられる職業に就きたいとは考えていました.基礎実習に出て,初めて患者さんに接したんですが,その人に私と同い年の娘さんがいて,すごく良い関係が築けたんです.その時に,ああ看護ってすばらしい仕事なんだなと思いました」
幸代さん「私は小さいころから看護婦さんに憧れていました.姉からは大変だから普通の大学へ行った方がいいよって言われたんですけど,姉の苦労性も分かってましたので,苦労話は半分に聞いて,私のほうが楽天的だから十分乗り越えられると考えて,随分早くから進路は決めていました」
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