特集 服薬の行動科学—「指導」から「援助」へ
服薬援助のためのリソース
鈴木 祐見子
1
1東京医科大学病院臨床病理科
pp.1031-1036
発行日 1998年11月1日
Published Date 1998/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905706
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はじめに
抗HIV薬を服用することは,薬の量の多さ,副作用の強さ,服用時間の設定の複雑さ,ライフスタイルとの兼ね合い,附随する注意事項,耐性,など多くの問題を含んでいる.これらを考慮した上で,服薬アドヒアランスを良くするためにはどうしたらよいか?当外来ではその方法の一環として,さまざまなツールを作成し,試行錯誤を重ねてきたので,ここに紹介する.
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