研究と報告
視力障害患者のデイルームにおける食事に対する意識調査
澤田 智恵子
1
,
秋川 敦子
1
,
佐藤 雅子
1
,
奥原 芳子
1
1北海道大学医学部附属病院眼科病棟
pp.484-487
発行日 1998年5月1日
Published Date 1998/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905595
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眼科疾患患者は,視力低下を主訴とし,日常生活行動に支障をきたすことが多い.そのために,行動範囲が縮小したり,精神面での不安定さから人との交流に消極的になりがちとなることが多く見られる.
当院では,平成6年新病棟移転に伴い,各病棟に面談や食事ができるデイルームができた.しかし,当科の現状は,面談には利用されているが食事の場としてデイルームを活用していることは少ない.今回私たちは,視力障害によって日常生活に支障をきたしている患者が,デイルームで食事をすることを,どのように思っているかを知るために,患者と看護者を対象にアンケート調査を実施した.
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