グラフ
『病院探検隊』が行く!—ささえあい医療人権センターCOMLの取り組み
八木 保
,
本誌編集室
pp.1108-1113
発行日 1997年12月1日
Published Date 1997/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905480
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COMLと書いてコムルと読む.医療者,特に看護婦諸姉ならどこかで見たり聞いたりされたことがあるだろう.医療を消費者の目でとらえることを目的とした市民グループ,ささえあい医療人権センター・Consumer Organization for Medicine & Law(医療と法の消費者組織)の略称である.1990(平成2)年に発足し,この9月に8年目を迎え,関西以外の各地方にも活動が広がりつつある.
COMLでは,事務所での電話・手紙による相談活動以外にも,市民の主体的な参加を求め,医療者を交えた話し合いの場「患者塾」,模擬診察を通して患者の視点を医療者にフィードバックする「模擬患者」といった,創意あふれるさまざまな活動を行なっている(模擬患者については,本誌vol. 60,no. 2で紹介).
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