連載 このひと'97
—国立国際医療センター病院—エイズ治療・研究開発センターで働く専門ナースのみなさん—全国のナースに私たちを活用してほしい
石原 美和
1
,
野々山 未希子
1
,
池田 和子
1
,
井上 洋士
1
,
八木 保
1国立国際医療センター病院エイズ治療・研究開発センター
pp.715
発行日 1997年8月1日
Published Date 1997/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905399
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血友病治療に使われた血液製剤が原因でHIVに感染した患者・家族が国(厚生省)を訴えたHIV訴訟は,1996年3月,東京で両者の和解を迎えた.この和解をふまえて厚生省は,エイズ医療の恒久対策の一環として,東京・新宿区にある国立国際医療センター病院にエイズ治療・研究開発センター(以下,治療センター)を設立.約1年間の準備期間を経て今年4月に動きはじめた.
治療センターは4つの機能を持っている.臨床治療,臨床研究,情報提供,そして研修だ.エイズ医療に関する最先端の知識と技術を開発・集積し,全国の病院の臨床家に広めることが治療センターの任務である.
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