連載 このひと'97
小池伝一さん—医師の卵から一転看護を志望,日本赤十字社医療センター看護士 患者がありのままをぶつけてくる時が,自分もまた自分らしくいられる時なんです
八木 保
,
こいけ でんいち
1
1日本赤十字医療センター
pp.419
発行日 1997年5月1日
Published Date 1997/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905334
- 有料閲覧
- 文献概要
なぜ看護をめざしたのか,職業動機は人それぞれある。とりわけ一度看護の外の世界を体験した人たちの場合,それがはっきりとしていて,ゆるぎなく感じられる.違う世界を経験することで,自分が本当にやりたいことが鮮明に見えてくるのだろう.
小池さんも,そんな回り道をして看護の世界にたどりついた1人.高校卒業後,医学部に進んだが,途中で看護に進路変更.准看護婦学校を再受験し,進学コースを経て,看護士になったという異色の経歴だ.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.